10月13日 大曲の花火

全国的に有名な秋田県大曲市の花火大会。毎年夏に行われる全国花火競技会が有名だが、実は秋にも花火大会をやっている。

 

大曲の花火・秋の章と銘打ったこの花火大会は、夏の花火大会とは違い、競技会ではないため形式花火・自由花火といった決められた打ち上げスタイルが無く自由に打ち上げられる。また、花火そのものも形や色も夏の花火大会よりもラフなスタイルになっており、打ち上げの際に使用される音楽も夏の大会はクラシックがメインなのに対して、秋の花火はユーロビートやJ-POPを用い、親しみやすく花火をより身近に感じられる花火大会となっている。

 

この大曲の花火、秋の章に行って来た。

 

さすがは大曲、秋の章でもそのクオリティは素晴らしいものだった。

 

この大曲の花火大会・秋の章は有料エリアと無料エリアに別れており、打ち上げメイン会場に行くには入場料を払わないといけない。

 

一方の夏の花火大会は桟敷席以外は全て無料で、打ち上げメイン会場にも足を運ぶことが可能だ。

 

今回我々は入場料を払って打ち上げメイン会場にて花火を見た。花火が打ち上がる瞬間から夜空に大輪が咲き、消えるまでを存分に味わった。

 

花火は有料エリア外からでももちろん見える。だが、会場で流れているアナウンスや音楽が有料エリア外までに届くにはどうしても時差が生じてしまう。雷と同じ原理だ。

 

大曲の花火は打ち上げのタイミングがパソコンで管理されており、音楽の盛り上がりと一緒に花火も夜空に踊る。その音楽と花火の融合を観るのが花火の楽しみの1つでもある。

 

誰のものでもない空で行われる花火に対し、お金を払うことに違和感を感じる人もいるかも知れない。お金を払わずに大曲の花火が見れるならお得だし、混雑もせずに終わったらすぐに帰路につける。人がいないスポットを探しゆっくりと鑑賞することも出来る。

 

でも有料エリアは有料ならではの素晴らしい景色があった。

 

「見える」と「見に行く」は全然違うと思った。

 

プロ野球もテレビで見たら寒くも暑くもなく、快適な場所で選手の表情まではっきりと見ることが出来る。でもその球の速さやバットが空を切る音はテレビでは伝わらない。

 

アーティストのライブも然り、DVDではお気に入りのシーンを何回でも繰り返し見ることが出来るが、歌う前にアーティストが息を吸うあの張り詰めた一瞬は味わえない。

 

何事もその現場にこそ価値がある、そう思った。

 

「わざわざお金を払わなくても見える」、そう口にする人もいるが、私はやっぱりその現場で、生の空気を味わうことに価値があるし、贅沢だと思う。

 

行きたいところ、見たいものがたくさんある。それは形は違えど、どれも本気の人が集まっている場所。たくさんのパワーを全身に感じるために、これからもいろんな場所に足を運ぼうと思う。

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